にゃん がやって来た

京都に住んでいたときに、近くの元小学校に集まっていた野良猫を観察していたのですが、一匹だけあきらかに弱っている猫がおり、妻が不憫に思い毎日えさをやりに行くようになりました。他の野良と違って、初めから人なつっこく、行くうちにどうもわれわれ二人をきちんと認識して近づいてくるなど、元飼い猫だったのではないかと思われます。京都を離れる時に、この猫の同意を得て、妻と妻の妹(猫飼いのスペシャリスト。猫語を解する)の捕獲隊によって吹田のうちへやってくることになりました。

引越しのばたばたがおさまるまでは、妻の実家で預かってもらい、1週間前にわが家にこの猫、命名「珀(はく)」ちゃんがやってきました。

ちょうど一週間が経ち、わが家にもようやく慣れてきてくれたので、SNS等に公開することにしました。その環境適応能力の高さ、トイレの覚えの早さ、われわれへの語りかけ(よくしゃべるのです)からの人語解釈力の高さから、相当賢いのだろうという印象。

体力は元にもどったものの、猫風邪が慢性化しているというのが懇意にしている獣医さんの見立てで、鼻水が出やすい、ときどきくしゃみをするという点をのぞけば、健康的に生活いけそうです。よく食べ、ちゃんとおしっこも、うんこ(健康的なもの)もしているので、ひとまず安心しています。

わたしは実家で犬を飼っていたことはあるのですが、猫ははじめてで、まだ珀ちゃんが何を思い、何をして欲しいかなどわからないことだらけですが、なるべく会話をして、パターン分析から猫語への造詣を深めて、コミュニケーションをとっていきたいと思っています。