VW Polo、マフラーカッター装着と近況

来週、海外出張があるため、一月前くらいから本業が多忙でして、特にこの2週間くらいはかなり疲労困憊です。事前準備がしっかりしていれば、向こうではそれほど苦労せずにことは運ぶ(はず)内容なので、なんとか今週を乗り切るつもりでおります。そうそう、それとは関係ないのですが、冬コミはサークル参加も一般参加もしないため、山Dの電波暗室の新刊を待っていてくださる方にはすいません。次回、夏コミは参加できればと思っています。

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さて、忙中閑あり。休日には休日の楽しみをということで、また車いじりのお話です。VW Poloにマフラーカッターをつけました。車のマフラーそのものを交換するのではなく、マフラーにカバーをかぶせて見栄えをよくしようというのがマフラーカッターですね。アルミホイールなんかも似た存在ですが、あちらは物によっては(バネ下)重量を軽くして、慣性モーメントを小さくしようという目論見があったりします。ただ、どちらも「ドレスアップ」要素がほとんどで、つまり機能的には何の変化もなく、変化があるのはクルマのオーナーの気分ということになります。

付けたのはSEIWAというクルマ部品販売メーカーの汎用品です。マフラー径と取り付けクリアランスがあれば、どんなクルマでもドレスアップ可能で、お値段は2000〜3000円弱とお安いです。光沢アルミのノーマルなタイプと、今回わたしが付けた内部にメッシュ入りのものとがあります。メッシュの方がなんとなくよりかっこいいから!という理由で後者を選択。いやー、なんの効果もないけれど、何かを秘めてそうな感じです。そう感じるだけで実はいいんですよね。気分が上がって、それだけで運転が楽しくなる。(もともと、Poloは最初から性能がいいので、あまり機能的に手を加えるところがないっていうのもありますけれど。)

もともとのPoloのマフラーは地味というものではなく、全体のデザインとしてマフラーは重要視しておらず、極力目立たないようにするという思想がうかがえるものです。交換前の写真を撮り忘れたので、VW公式HPから画像を拝借しました。

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赤い丸で囲んだ部分にわずかに見える円筒の管がもともとのマフラーです。言わんとすることがおわかりいただけるでしょうか。

なので、マフラーカッターでマフラーを目立たせるというのはVWの意図するところではないのかもしれません。しかし、上位機種であるPolo GTIなどはエンジンパワーを強調するためか、光沢のあるアルミのマフラーが二本出しになっており、絶対にダメということではなさそうです。ちゃんとパワーがあれば目立ってもいいよ!という考え方っぽいのかも。

それでも一応、VW純正のマフラーカッターは存在します。光沢アルミのストレート管で、お値段なんと1万円!酔狂でつけるにはやや高すぎるというもの。取り付け方法は現在はハメ込み式のようです。もちろん、コピー商品があまた存在しますので、値段はあまり問題にならないのですが、わたしが気にしたのはハメ込み式という点。振動や熱による膨張収縮で外れやしないかと心配になったのです。純正ならともかく、コピー商品はそのあたりが心配です。それで、より外れにくいネジ止め式はないのものか?と思って見つけたのが、今回取り付けたものでした。

*ネジ止め式の利点としては外すのが容易という点もあります。ハメ込み式は純正も含めて、ハンマーで押さないと取り付けられないらしく、取り外しの困難さが予想されます。。

この製品はマフラーにはめ込んで、3点(上2、下1)でネジ止めする方式です。取り付けに際して、Poloの場合少し厄介と思われる点があります。バンパーカバーがかなり奥の方までマフラー周囲を覆っているため、奥の方でネジ止めするにはバンパカバーの隙間に手をつっこむ必要があり、この隙間で作業するのが難しいのです。特に上2つが。結局、見つけた方法は次の通り。マフラーの終端付近、つまりバンパーカバーの外側で上2点をきっちり位置決めして、ボルトをきつめに固定します。それからマフラー上にあるマフラーカッターを奥方向へ滑らせます。あまり強固に上2つを固定すると滑らせられないので、ちょうどいい加減でないとダメですが。そして、奥に滑らせて固定位置(マフラーカッターの端がバンパーより外にならない法定位置)に来たら、下側のネジとボルトで完全に固定します。

 取り付けるとかなりかっちりしていて、押しても引いても揺らしても動く様子はありません。毎回走らせたあとに固定を確認していますが、この1週間ほど走らせてみてもずれてくるような様子もないので、問題なさそうです。

取り付ける前は、別にマフラーが目立たなくったっていいじゃない、純正マフラーの目立たなさもいいじゃないと思っていたのですけど、一旦取り付けてみると、アルミの光沢と内部のメッシュの輝きがかっこよくて、もう元の状態には戻れないです。