SONY α6300でリモート撮影(SONY Imaging Edge)

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α6300を購入する前後にSONYのサイトを見ていて、αシリーズやサイバーショットシリーズをPCからリモートで操作できるImaging Edgeというソフトがリリースされているのを知りました。USBケーブルでカメラとつないで、PCの大画面でライブビューで撮影できるとのことで、ブツ撮りとかするときにいいなぁと思ってインストールしてみました(無償公開)。2017年11月公開のソフトなのでまだ新しいです。

support.d-imaging.sony.co.jp対応機器はPC側はWin(64bitのみ)、Mac両方対応しています。カメラ側は機種によって使える機能に違いがあるのですけど、α6300はリモート撮影ができるがライブビューの欄にはチェックが入っていませんでした。が、ケーブルをつないでみるとライブビュー、つまりカメラで写したままをリアルタイムでPC画面に表示できました。カメラのファームウェアを最新にしておいたので対応したのかも。

スクリーンショットでは少しわかりづらいですが、撮影・録画・シャッタースピード・露出・ISO感度・フォーカスロック・AEロックの変更が可能でした。一番期待していた、リモートでのフォーカス位置調整はできず!(メニューが出ない)これは残念です。。ファームウェア対応しないかなぁ。もしかするとレンズの種類がSONY製でないと対応していないかもしれません(わたしが使っているのはSIGMAのEマウントレンズ)。ファイルメニューを見ると、インターバル撮影はできるようです(USBケーブルから給電可)。これはいいかも。定点観測をしてみようかな。

撮影はポインターを撮影ボタンに置いてクリックか、数字の1を押すことで切れます。オートフォーカスモードの場合、一度押すことで「半押し」状態になり、押し続けると切れるようになっています。リモートではフォーカスを変更できないので、まぁ押し続けるしかないです。ライブビュー状態でもカメラ側でのフォーカシング(オート・マニュアル)やシャッター撮影は可能でした。各種設定変更は不可のようです(ロックされている)。

撮影するとリモートのソフトウェアからViewerのソフトウェアが立ち上がって、そちらで画像が表示されます。画像ファイルはPC側に保存され、カメラ側のSDカードには保存されませんでした。これは即座にPC側で編集できるので便利です。

さて、これで何ができるか?ですけど、ひとつはブツ撮りのような固定撮影ですよね。自分で作った模型とかフィギュアを撮影するのに向いていると思います。カメラのモニターよりも大画面で構図を確認できますし。

あとは定点撮影。フォーカスや露出を固定できるうえ、タイマーも設定できるし、何よりUSBケーブルを伸ばせば(規格上の限界はあるでしょうけど)屋外にカメラを設置して屋内でモニターしながら撮影ができます。思いつくのでは星空撮影や鉄道撮影、航空機撮影とか。オートフォーカスコンティニュアスにしておけば、シャッタースピードや露出はリモートできるので、構図が決まっているなら「定期的に登場する動くもの」の撮影に向いていると思うんです。三脚をリモートで動かすとかもできればより完璧なんですけど。

航空機撮影は伊丹空港付近の撮影スポットで経験がありますが、屋外で待っているのがきついんですよね。クルマを止めておけるかという問題をクリアできれば、車内で待ちつつ撮影が可能かも。伊丹スカイパークなんかは駐車場ありますしね。

まだ公開されて日が浅いので、これからよりブラッシュアップ・機能拡張されていくと思います。リモート撮影を考えている方はぜひ。