美術古本コント指圧読書(その1)

一月前くらいからやりたいと思っていたことを詰め込んだ旅行をしてきました。前回のサビニャック展からの間にも淀川混声合唱団の演奏会があったり、映画ボヘミアン・ラプソディを見に行ったりしていたのですが、どちらもどうも涙腺が緩みっぱなしで感情過多…

サヴィニャック展@兵庫県立美術館

10月後半になって気になる美術展が始まっています。ひとつは京都国立近代美術館の藤田嗣治展。もうひとつが兵庫県立美術館で開催されているサビニャック展です。両方行こうとは思っていたのですが、本当に気分的な問題で藤田嗣治のあの乳白色の絵柄を見たい…

スープ・レッスン

以前、本を紹介したことがあるスープ作家の有賀薫さんの新刊が出たので、買ってきました。その名もスープ・レッスン。帰遅スープ本(過去記事参照↓)と違って、今回は野菜中心のシンプルなメニューが並びます。レシピはすべて3段階で手順は簡単なのは前回と…

小鹿田焼(おんたやき)の皿

先週、国立民族学博物館(通称:みんぱく)で開催されている特別展「工芸継承」を観覧した帰りに、同じ万博公園の敷地内にある日本民藝館(大阪)で陶器の皿を一枚買い求めました。大分県日田市の小鹿田焼(おんたやき)といいます。 その存在を知ったのは、…

「今日どこさん行くと?」で坂道登るばい!

w 最近繰り返し読んでいるマンガがありまして、「今日どこさん行くと?」(鹿子木灯著、メディアファクトリー刊)といいます。書影とタイトルからある程度おわかりでしょうが、クルマでお出かけする紀行マンガでして、それも熊本県内(今のところ)をマニュ…

防災用品を補充

台風21号以降に近辺を歩いてみると、どことなく景色が開けて明るくなっていたりして違和感があったのですが、街路樹が倒れたあとで引き抜かれたり、そこにあったはずのお店の看板が吹っ飛んでしまったりしていたようです。阪神淡路大震災以後、関西地域は地…

地震、大雨、台風、地震

タイトルの通り天災が絶えませんね。直接的な被害を受けずとも、天災が続くとそのニュースだけで心身が参ってしまうことがあるようです。注視しつつも、あえて目や耳を遠ざけて、心の安寧を図ることも必要かもしれません。皆様、ご自愛ください。 わたしの住…

Tokyo Day 3:銀座伊東屋探訪とファーストキャビン活用

JR山手線有楽町駅、いわゆる道の上の駅。銀座へ至る玄関口。 夏コミ最終日は身体がきついこともあって、宿泊して翌日帰京する(今は帰阪)のですが、わたしの場合いわゆる「4日目」のように秋葉原の同人書店へ寄るということはなく、たいがい美術館へ行った…

Tokyo Day 2:コミックマーケット3日目参加

この日はなぜか一枚も写真を撮っていませんでしたが、東京来訪の本来の目的であるコミックマーケット94に一般参加してきました。とにかく暑かったです。猛暑といえる気温ではなかったかわりに湿度が90%を超えていて、じわじわ体力を削られる1日でした。参加…

Tokyo Day 1:「ブラジル先住民の椅子」展観覧@東京都庭園美術館

コミックマーケット94に一般参加するため、本日から東京入りしました。午前中は美術館巡り、午後は妻に頼まれた同人誌を買いに行く予定で、まずは目黒にある東京都庭園美術館へ。日本でも有数のアール・デコ建築である旧朝香宮邸がほぼそのままの形で保存さ…

夏休みの工作(5分)

完全に出落ちですけれど、わたしの使っているリュックは最新のメッシュ素材とか使っていないので、通気性確保のためにちょいと工作してみました。 材料は100均で買ってきた「巻きす」。竹でできているのでたぶん丈夫ですし、曲線を描く背中にフィットするは…

海を渡ったニッポンの家具展(LIXILギャラリー大阪)

LIXILギャラリー、旧INAXギャラリーをご存知でしょうか。旧INAX時代からLIXILが手がけるアートギャラリーで、東京と大阪にあります。美術展というには規模が小さく、じっくり見ても15分足らずで見て回れる規模で、まさしくギャラリーという言葉がしっくり来…

地震からの復旧と非常対策あれこれ

地震から一週間が経ったころ、ちょうど先週の週末、ホームセンターへ地震対策グッズを買いにいきました。すでに地震のあとなんですけど、やっぱり次のことを考えてしまって、その備えはいるなと。ずっと関西住みなので阪神淡路大震災も実家で経験し、もうこ…

シングルガスバーナーでお湯を沸かそう(大阪北部地震と無関係に)

6/18に大阪北部地震があって、別に予感とか全然なかったのですが今年に入ってから「ゆるキャン△」というアニメ・漫画の影響でキャンプグッズをいろいろと揃えたくなっていて、Amazonや登山用品店、BE-PALのサイト、個人のブログなどを眺めては、ほしいものリ…

大阪北部地震

今朝、寝坊して、さて起きようかと思った矢先の8:00前くらいに下から突き上げる地震が来ました。うちはまさに大阪の北部の北摂地域で、一時停電しました。停電は1時間以内に復旧。水道とガスは使えたので、ライフラインが確保できたのは助かりました。過去の…

伊丹空港(千里川土手)で飛行機撮影

夏コミ落選の報を受けての翌日、まぁ気分転換に何か写真撮りに行こうと思って、なんとなく足が向かった先が伊丹空港でした。といってもターミナルビルではなく、飛行機の撮影ポイントとして知られる千里川土手という場所です。伊丹空港の滑走路の南側の終端…

夏コミC94落選

表題の通り、山Dの電波暗室はコミックマーケット94落選(抽選漏れ)しました。 近頃、近代建築撮影からめっきり遠ざかっていたのですが、なんとか新刊作成のための撮影スケジュール組んでいた矢先、当落発表がありました。このブログの雑多な内容を見て、同…

トイドローンTelloで遊ぼう(2)高さ制限解除とWi-fi中継機

前回書いたトイドローンTelloの記事のつづきです。 www.dempa-anshitsu.org 前回以降に予備のバッテリー、Wi-fi中継機を追加で購入し、あと高さ制限を解除するアプリ(TALSという名称です)を導入しました。 デフォルトでの高さ制限は10m。これを20mに変更し…

トイドローンTelloで遊ぼう

アプリ作家でdpzライターの松本圭司さんのtwitterをフォローしているのですが、ときどきご自身が趣味にされている登山のキャンプ用品にまじって、面白そうなガジェットを紹介されています。そこで最近紹介されたのが、このトイドローンのTelloです。もともと…

乗り物だらけの旅 in 須磨

5月の連休中に須磨浦山上遊園へ行きました。時系列的には前回の浜寺公園よりも先です。なにか、この連休中は海に行きたい!欲が旺盛だったようです。さて、須磨浦山上遊園は神戸市の須磨区にあります。神戸三宮から若干の距離があり、JR以外だと乗り換えが…

チェアリング in 浜寺公園

チェアリング満喫中 つい最近、おもしろ読み物サイトのデイリーポータルZの記事で、チェアリングという行為を知りました。野外の好きな場所に折りたたみ椅子を置いて、そこで飲む(飲まなくてもいい)というもの。2018年の冬アニメ(2018年1〜3月)に「ゆる…

わたしたちには帰遅スープ本がある

twitterでかなりつぶやいているのですが、今年買ったこの「帰り遅いけどこんなスープなら作れそう」(有賀薫著、文響社刊)というスープのレシピ本が、大げさじゃなくわが家の食卓を変えました。"スープ料理作家"の有賀薫さんが編集さんと一緒になってつくっ…

VW Polo、風切り音対策をしてみる(静音計画)

エーモン工業製「静音計画」の風切り音対策というのを買って、取り付けてみました。これ、効果あると思います。ミラーの取付部付近とミラー下部に取り付ける用、それとピラー用が同梱されていますが、ミラー用のみで効果を感じました。 3種類の形状のパーツ…

新しい美術館「中之島香雪美術館」へGO

気がつけば早くも4月中旬で、うかうかしているとすぐに5月の大型連休がやってきそうです。今年も連休は日帰り旅行をいくつかするつもりで、いろいろと行く場所をしらべていたのですが、候補として考えていたのが御影にある香雪美術館。近代建築の洋館と日…

お花見 with GPSアプリ「ジオグラフィカ」

お花見その1 お花見その2 東京方面より一週間遅く、大阪・京都では桜が見頃になりました。通勤のときにJRや阪急沿線で見かける桜を「あ、ここすごく良い!週末ここに来よう」と思っても、実際その場所に行こうとすると道筋がわからなかったりしませんか。…

演劇「この道はいつか来た道」(別役実 作)観覧

京都に演劇(二人芝居)を見に行ってきました。京都は昔から学生演劇が盛んな場所ですけど、学生時代はあまり興味がなく、むしろよくわからない隣人みたいな感じでした。合唱の練習場が演劇サークルの練習場と共用で、お互いに「何でかい声出してんねん」み…

SONY α6300をiPhoneでリモート撮影(SONY PlayMemories Mobile)

以前の記事で、SONY Imazing Edgeというソフトを使えば、α6300をMacから制御して撮影できるというのを書きましたけれど、実はもっと最適なソフトがあるとわかりました。同じくSONYから配布されているPlayMemories MobileというiPhoneアプリです(αシリーズ全…

久しぶりの紙モノ(阪急うめだフランス展にて)

阪急百貨店うめだ本店で開かれているフランス展に行ってきました。知らなかったのですけど、もう20年近く毎年開催されているイベントらしいです。阪急うめだの祝祭広場を中心に雑貨マルシェみたいな形で、お菓子・ワイン・服飾・雑貨・アンティークのコーナ…

小説「カルチェ・ラタン」読了-カトリックとプロテスタントの信仰を考える

ここしばらく、通勤のときに合唱団の友人に薦められた「カルチェ・ラタン」(佐藤賢一著)を読んでいました。もとはわたしが高校生の頃、ウンベルト・エーコの「フーコーの振り子」を読むのに挫折した話をしていて「薔薇の名前」の話になり、そのあらすじをW…

Nik Collectionでレタッチしてみる(iPhone、SONY α6300で撮影)

わたしはデジカメで撮影した写真は基本、カメラのjpgのまま(いわゆる撮って出し)で鑑賞して、flickrにアップするときもレタッチなどはしません。コミケで頒布している「近代建築探訪シリーズ」を作成するときは建築の細部をよく見てもらうため、シャープナ…