どうでしょうのステッカーをVW up!に貼りました。これで私もついに「どうでしょう軍団(若手)」の仲間入り。あなた、若手とか言う歳じゃないでしょうと思われた方は、2011年のどうでしょう「原付日本列島制覇」をご覧下さい。
じつはこれは2枚目でして、1枚目は貼るのに失敗して、途中でちぎれてしまったまま1週間くらい放置してました。ステッカーというので台紙からはがしてぺろっと貼っておしまいだと思っていたら、カッティングシートというやつだったのです。
カッティングシートとは、その名を通り文字がカット、つまり切り抜いてあるシールで印刷してあるわけじゃないんですね。台紙の上にカッティングシートが張り付いてて、そのうえにアプリケーションシールというのが更に張り付いているという三重構造になっています。それで、台紙をはがして車やバイクに貼り付けたあと、アプリケーションシールをはがすという手順らしいのです。
車やバイクのデコレーションをしている人なら常識みたいなのですが、全然この構造のことをしらなかったので、1枚目を貼るときにカッティングシートの一部が台紙側に残ってしまったのを、あれ?文字がシールと、台紙に分裂しちゃったよ〜と勘違いし、構造を理解したときには、もうもとにもどせない(レイアウトもくずれちゃって)状態でした。
今日はそのリベンジで、まず窓に残ったシールをはがすところから作業します。これが結構強力に張り付いていたので、3Mのシールはがしスプレーを事前に買っておきました。噴射してから三分後に、プラスチックのシールはがしをシールの端っこの隙間に入れてぺろっとはがしました。このシールはがしは、後でもスムージーとして使います(シールをまんべんなくならせるなら、専用じゃなくてもなんでも可)。
このヘラは、シールの隙間に入りやすい作りになっていて、意外と便利でした。専用品なだけあります。
はがしたあとは丁寧にやわらかい布でふきとって、つぎに油分を取るスプレーを噴射します。これも車関係では常識の作業のようです。油分をしっかりとらないと、特にガラス面の場合、カッティングシートがきれいにつかず、アプリケーションシートからはがれないということもあるようです。
そしていよいよ貼り付け作業。カッティングシートの貼り付け方法には水貼り方と、そうじゃない(ただ貼る)方のふたつあるようですが、水貼り法は細かい文字や冬場にはおすすめしないと調べたサイト(カッティングシート屋さん)にありました。なので、今回はただ貼るやり方でやりました。
まず、貼り付けたい位置を決めて、マスキングテープなどでアプリケーションシート側の端っこで固定します。つぎにその状態で、アプリケーションシートの上からへらでこすります。この作業が一番重要で、アプリケーションシートにカッティングシートがよくつき、逆に台紙からははがれやすくなるそうです。
で、いよいよ台紙をそろ〜りとはがしていきます。このとき、アプリケーションシート側にカッティングシートが張り付かず、台紙側に残ってしまう場合は、台紙を元の状態にもどして、アプリケーションシート側から再びこすって、台紙からはがれやすいようにします。この作業が一番大変でした。どうでしょうのシートは細かい文字が多く、文字によっては台紙からはがれにくい形というのもあり、何度も何度も台紙をもどして、こする作業を繰り返しました。
晴れて、アプリケーションシートにすべてのカッティングシートが移ったら、貼る面にほこりなどがないのを確認して、端っこからヘラで押しつつ貼っていきます。今度は、ガラス面にカッティングシートがついて、アプリケーションシートからはがれるようにしないといけません。そのためにヘラでどんどんこすりながら貼っていきます。
すべて貼り終えたら、いよいよ最後の作業、アプリケーションシートをそろ〜りと外していきます。台紙をはがすときと同様、アプリケーションシート側にカッティングシートが残らないようにします。わたしの場合は、うまく一発ではがれました。ヘラでごしごし念入りにやったおかげかと。
これからどうでしょうシールを貼る方の参考になれば。あ、ちなみに逆張りシールなので、内側から貼っています(なので、余計に難しかったのです)。