ジャマ師誕生

わが家にやってきて2ヶ月弱経った猫の珀ちゃんですが、あまりいたずらとかもせず、オスなのでマーキング(においのこすりつけ)はしますが、スプレー(おしっこでマーキング)などはぜんぜんなく、爪研ぎも決まった場所でしかしないので、襖などもきれいなままです。猫飼いが初めてのわたしとしても、おとなしいなぁという印象でした。身体が大きいのと、推定4-5歳なのでもうあまり遊びに夢中になる感じでもないのでは?というのが妻の意見です。まったく、遊んだりじゃれたりしないわけではなく、よく甘えては来ます。

猫を飼う前にちょっと恐れていたのは、夫婦のどちらかだけに懐いて、片方には目もくれないとかあるんじゃないだろうかということでした。妻は実家で猫を飼っていましたし、虫愛づる姫というか、動物・虫全般と無条件に仲良くなれるという特異体質でして、かなりアドバンテージがあるのです。しかし、珀ちゃんに限っては野良猫自体のえさやりの時から、不思議なことに二人に平等にアピールしてくれていて、うちで飼い始めてからも、二人ともに甘えさせてくれなきゃいやーという感じなので、杞憂に終わりました。あ、これってのろけみたいですね。

そんな珀ちゃんですが、ある日妻がPCを使っての在宅講義に集中しておりましたら、急にちゃぶ台の上に乗って歩を進め、気がつくとPCのキーボードに乗っかかっていました。「つ、ついに珀ちゃんもジャマ師になったぁ!」とわたしは密かに喜び(?)ました。ジャマ師というのは、マンガ家・イラストレーターの水谷さるころさんの造語で、さるころさん宅の猫、おファルにゃんが、さるころさんのPC作業を邪魔するためにタブレットに乗る習慣を指していったものです。

おファルにゃんに限らず、マンガ家さん・絵師さんの猫は皆、この習性があるらしく、邪魔だけれど、かまってほしいアピールなのでかわいいなぁと思っておりました。なので、この姿を見たとき嬉しくなったのでした。

ジャマ師の領分は何もPCに限りませんでした。

ノートにも乗る。

勉強させないぞ〜という感じ。

ジャマ師誕生と前後して、TVの裏側とかも探検しはじめたので、うちに慣れてきたということかなーと思っております。