makitaの充電式クリーナー

7月のことになりますが、makitaの充電式クリーナー(CL102D)を購入しました。これが便利で掃除がはかどっています。

京都の家から引っ越してから床面積が格段に増えて、その分掃除にかかる時間が増えました。うちには少し大きめの掃除機があるのですが、少し重いのと取り回しがよくないため小柄な妻にとっては扱いにくく、私自身もあまり使っていませんでした(掃除はどちらかが気づいた時にやる)。なのでもっぱらクイックルワイパーを使っていたのですが、これが結構しんどい。吸い取るわけではないので、かき集めるだけで十分に取れない場合もあります。当然、床以外のじゅうたんや畳では使えないで、わりと不便でした。そういうこともあって、充電式で使い易いもの、軽いものということでホームセンターで見つけたのがこれです。よく見ると会社で掃除のおばちゃんが使っているのもこのタイプでした。

吸い込む力は2段階に分けられるのですが、強でだいたい10-12分くらい連続で使えます。うちは猫がいるので、抜け毛のほかカリポリ(固形の小粒のえさ)や猫砂(猫トイレに使うひのきのチップ)がよく落ちているのですが、なんなく吸い取ってくれます。軽い(1kg強)ので片手で持って使えるのが思っていた以上に楽で、以前はおっくうだった掃除もわりと頻繁にやるようになりました。これは予想外の効果(?)でした。わたしはめんどうくさがり屋なのですが、環境を整えるとけっこうなんでもやるタイプなので、買ってよかったなーと思っています。充電式なので、自動車の室内清掃にも使えるのも良かった点。

makitaの充電式クリーナーは、仕事率(吸う力)、充電容量(保ち時間)、ゴミのため方(紙パック式 or 内部にためる式)、スイッチ方式(トリガー or ボタン)、充電器のありなし、などによって、結構なバリエーションがあります。わたしが購入したのは近所のホームセンターなのですが、すべての機種の違いを載せた表が置いてあってそれを見て、うちの家に合うものを選びました。仕事率や容量が大きいものはその分高いですし、重量も少し重くなります。CL102Dは12000円くらいで一番バランスがいいなと思ったのと、紙パック式なので、ゴミを捨てるときに衛生的だろうと思って選びました。

*紙パックはmakita専用のもの。付属品に紙パックのかわりに取り付けられる布パック(洗って繰り返し使える)もついていました。

事前には知らなかったのですが、ホームセンターではmakitaと並んで日立の充電式クリーナーも置いてあって、こちらも似たようなラインナップでした。どっちも値段にさほど違いはなかったのですが、業務用として名高いmakitaの方がいいかなーと完全に主観で選びました。

家電量販店にいくと家電メーカー製のプレミアム?な掃除機がたくさん並んでいますが、なぜかものすごく高いですよね。ちょっと手が出ないし、そんなに掃除機の能力として違いがあるのかなーとmakitaを手にしてみて思いました。あと、ルンバの様なロボット掃除機は評価も定まっていますし、値段もこなれてきたのでわりと真剣に検討してみたのですが、家庭内かつ平面の場所、ロボットが入れるスペースしか使えないので用途が限定されるなと思ってやめました。家に居ない間に掃除してくれるのは魅力なんですけど。

あまり掃除機にお金はかけたくないけれど、ちゃんとパワーがあるものがいいという方にはmakitaの充電式クリーナーはお薦めです。