地震、大雨、台風、地震

タイトルの通り天災が絶えませんね。直接的な被害を受けずとも、天災が続くとそのニュースだけで心身が参ってしまうことがあるようです。注視しつつも、あえて目や耳を遠ざけて、心の安寧を図ることも必要かもしれません。皆様、ご自愛ください。

わたしの住む地域は台風21号での鉄道・道路・停電被害が大きく、叔母のマンション一帯が停電がつづき、道路は信号もつかず、ポンプが動かないので水も出ず(断水ではないので、ポンプを使わない場所からは水は出るそう)という状態でした。

本当に真っ暗で何も見えないので、懐中電灯を持って、恐る恐る道路を渡り(これは自動車側も同じでしょうけど)、差し入れを持っていきました。水や調理のいらない食料、ラジオと、もちろん灯りも持っていきました。もともと大阪北部地震の直前に購入していたLEDランタンです。うちでも一時的に停電があったときにとても役に立ったので。これが一番よろこばれました。

 このLEDランタンは実用点灯9時間とあるので短いなと思われがちですけど、明るさは3段階あって、一番低い20ルーメンだと140時間くらい保ちます(単3電池6本、エネループ可)。20ルーメンはたぶんキャンプで食事するときとかは暗いと思いますけど、家庭のリビングで光を反射するテーブルの上だったら、十分明るいです。読書できるくらいには。逆に一番明るい370ルーメンはかなり明るいので室内で使う機会は少ないかも。手持ちで吊り下げたり、逆さまにしてカラビナ(裏蓋についている)で吊り下げたりできるので、設置のバリエーションが多く取れるのも便利です。同じメーカーの中ではかなり小型なので防災リュックにいれてもスペースはとりません。ひとつ持っておいて損はないと思います。

現在の日本の状態だと、被災していない地域というのはほとんどないんじゃないかと思われますけど、まだ防災グッズは揃えていないよという人がいたら、まずはLEDランタンから買い揃えていくことをおすすめします。台風のシーズンはまだ過ぎていませんし。あとは飲み水、カセットコンロがあると。それから、防災用品では真っ先に削られそうですけど、音楽プレーヤーとか携帯ゲーム機とかの娯楽は絶対必要と思いました。最初に書いたように、被災している過酷な現実から逃避する時間というのは絶対必要だからです。ずっと精神が張り詰めていると、ストレスがたまるばかりです。

あと、網羅的なことは東京都が作成した「東京防災」という冊子(PDF版もあり)が役に立つと思うので、手に入れておくと、いざというときどこから手をつけたらいいのかわかると思います。東京都民以外でも入手できるのでぜひ。

www.metro.tokyo.jp

ああ、しかし、また台風22号が発生していて、どうなるか心配です。また、食料や水を補給しておこう……