GW日記1日目 テレワークの話

新型コロナウィルスのため外出できないし、遠出ができない。食料品を買うために外に出ることはできるので、コーヒーとサンドイッチが美味しい店に行った。以前からコーヒー豆のテイクアウトをやっていたのを思い出したからだ。飲食店は軒並みピンチであるから潰れていたらどうしようと恐る恐る近づいたら店は空いていて、コーヒー豆だけじゃなくてサンドイッチもテイクアウトしていた。注文していたと思しき人が実際に取りに来ていた。以前買ったことのあるドリップコーヒーを10袋買って帰った。明日はサンドイッチ予約しようと思う。

今日はよく寝た。9時間半くらい寝たと思う。テレワークになると通勤時間がない分、朝あたふたしなくて良いし、仕事を終えると同時に自宅に着いている(そもそも自宅にいるのだけどそんな風に感じる)のが良い。その反面、誰にも見られていないために返って「さぼってはいけない」という意識が強く働くのかすごく疲れる。出社しているときよりも集中力があがっているのだと思うけれど、時間の区切りがつかないと際限なく仕事をやり続けてしまう。雑音もないし。なのでiPhoneを裏返すとタイマーが始まり、20分くらい経つと休憩せよと知らせてくれるアプリを使っている。20分働いて、5分休憩。休憩時間になったのについ、あとちょっとメール送るだけという誘惑に駆られるが頑張って休んでいる。少し慣れてきた。そういうアプリを使っても「遊び」(余裕と言い換えたほうがいいのか)がないので、身体も心もけっこう疲れる。通勤時間というのは心身を仕事モードにしたり、帰りは逆に家庭モードに緩めたりする効果があったのだと気づく。そういうわけで、疲れがけっこうたまっていた。土日は休みだがあまり休まっていない気がする。休み方も平日のテレワークにあわせた休み方に変えないといけないのかもしれない。

そういうわけでよく寝た上に天気がよい。それだけで気分が良い。最近おっくうになっていた本を読むことがはかどる。twitterを見るとよくないニュースは相変わらず多いけれど、みな近所へ買い物へ行ったり、ケーキを食べたりしていて、非日常が日常に変わりつつあるのを感じる。正常性バイアスのような気もするが、実際彼らも私も遠くへは出かけられないという枷があるのは確かだ。気分が滅入ってしまうことくらい怖いことはないというのを私は知っている。今は気分がめいらないようにできることを考えている過渡期なのだ。そう考えると今が春で初夏に向かう時期でよかったような気がする。気候が良いから家にもいやすいというのは矛盾しているようだけど、そうではなくて単純に日照時間が長くなっていくというのは生理的に重要に思える。

今は猫がいないのが寂しい。テレワークをしているとき、猫が生きていたら仕事の邪魔してくれただろうか、仕事机に乗ってきてすやすや眠ったりしただろうかと想像することがある。うちにいる時間が長いからきっと喜んでくれたと思うのだけど。