GW日記3日目 プラモデルをつくる話

整理整頓などのGW特務は午前中に終わらせて、午後は普段の休日通りすごすというパターンができてきた。経験上、午前も午後もと整理整頓を続けると日が暮れるまで延々と続けた上で気がつくと、寛ぐ場所も食事をする場所も寝るところまでなくなっているというパターンに陥る。そしてそれを片付ける気力はもう残っていないので詰むのだ。翌日以降、その散らかりが残ったままでGWが終わる。。一日にできる作業量には限界があるのだ。いまさらだけど。

そもそも一日に予定を2ついれると疲れてしんどくなるタイプなので、今年はそれを踏まえて午前だけと決めている。幸い夜はよく眠れているので、昼まで寝ているということもない。今日は冬物と夏物の入れ替え作業だけを行った。去年の秋に夏用の服をまとめてパッキングしていた箱が出てきたので、そのまま入れ替えるだけであった。去年のわたしナイス仕事!(生活レベルが低いので普通の人と比較してはいけない)

昨晩はあまりに暇すぎてアニメを見ることも映画も見ることも限界が来ていたので、プラモデルを作ることにした。ミレニアム・ファルコン号である。2017年発売のモデルであるが作り始めた当初、あまりに工程が多くて挫折したまま寝かせていた。完成させるなら今しかない!いや、たぶんGWには完成しないので、しばらく続くであろう在宅勤務後の「生産的な趣味」として続けようと思う。自分を過信してはいけない。

ミレニアム・ファルコン号のプラモデルは宇宙船の中でも屈指の複雑な形状をしているのだけど、発売元のバンダイは並々ならぬ情熱というか異常なまでのこだわりでスターウォーズの劇中モデルを研究して、それを余すところなく再現してしまった。その結果、変態レベルの配管、ダクト、数々のモールドが全部ある!それをそのまま組み立ててものっぺりとした灰色の塊ができるだけなので、スミ入れという作業を行う。細かいモールドに黒や茶色の色を指すことでディテールアップする手法のことなんだけど、これがガンプラのようなロボットだとそれほど大変でもないのだけど、何しろ変態レベルの複雑さのミレニアム・ファルコン号になると半端ない量のスミ入れ作業量になる。組み立てる前にスミ入れをして、組み立ててを繰り返して気がつくと大して作業が進んでいないことに気づく。3年前はそれで挫折してしまった。作業できる時間も少なかったので。昨日は1時間ほどその作業をやったけれど、やっぱりそんなに進まない。気長にやる必要がある。とにかく、続けることにした。でないと、また3年とか経ってしまいそうである。

買い物ついでにクルマで走ったことのないルートを開拓した。引っ越してきてそろそろ5年近くになるけれど、未だに謎な道が多い。おかげで「こことここがつながっているのかー!」体験を今も味わえる。こことここがつながっているのがわかっても、そのルートの大半はあまり役には立たなくて、頭の中の地図が塗りつぶされていくことが面白いのかもしれない。そのわりにはクルマで走っているときは地図(二次元)を思い浮かべているわけではない。その作業は複雑すぎてクルマの運転と同時にはできない。道を覚える作業は常に一次元的だ。始点と終点の組み合わせを覚えているだけ。広がった領域を楽しむのは運転が終わったあとのことだ。移動中も常に地図を意識している人はいるのだろうか。けっこうたいへんだと思う。

明日は資源ごみの大物、ダンボールを捨てる日にした。