2年目のコロナ禍、いかがお過ごしでしょうか。緊急事態宣言が出るたびに美術館・博物館の特別展が延期になったり中止になったりで、余暇の過ごし方が制限されている今日このごろです。とはいうものの前回のソール・ライター展以降、
・大阪市立東洋陶磁美術館「黒田泰蔵展」
・兵庫県立美術館「コシノヒロコ展」
・美術館えきKYOTO「田中一村展」
に行っています。いずれも感染対策はしっかりされているので美術館そのもので感染することはないと思うのですが...(行き帰りに飲食するだろうって思われてるんだろうなー)。変異株の流行もあって、念のため行き帰りの交通は基本的に自家用車にしています。今年の自動車保険の継続のときに走行距離を調べたら、2020年度は2019年度よりも1000kmくらい増えてました。
さて、そんななか5月中に梅雨入りしてしまうという事態になって、とある日にクルマのヘッドライトを見ると初めて見る現象が!結露です。
Poloに乗り始めて5年経ちますが、これは初めて。最近、警報レベルの大雨が何回かあったので、どこかから浸水したのかなと思って、ヘッドライトカバー周りを見たんですが、シールの劣化やカバー割れなどは見える範囲では見つからず、結露の水分が抜ける暇がなかったのかなぁと。
カバーと反射板の下の隙間にけっこうしっかり水がたまっています。一方、反対側のヘッドライトは全然平気。やっぱりこちら側だけ浸水する要素があるのか。浸水するなら、もっとド派手に溜まりそうですけど...。
で、ともかく水を抜かないといけないと思い、ヘッドライトの裏側のゴムカバーを開けて、乾燥剤を詰めておきました。
昔なつかしいタイプ。のりの瓶とか缶に入ってましたよね。今は、ちょっとくらいなら水がかかっても大丈夫なように一応シールコーティングされているらしい(石灰成分に水を含ませると発熱します)。
ですが、この方法はうまくいかず。本来ヘッドライトは結露しないように外気取り入れ口がついているそうで、そこを塞ぎ忘れていました。雨続きで湿度たっぷりの空気が外部から入ってきて、そればっかりを乾燥剤は吸っていたようで、肝心のヘッドライト内部の水分を取ることはできず。
こうなったら仕方がないので、乾燥剤+外気取り入れ口の封鎖(一時的に)はやるとして、見えている水そのものは抜くしかないです。
ならば、これと
これを
つなげて、
こうじゃ。うちにあった霧吹きと、ホームセンターで買ってきたビニールホースをつなげて手動ポンプをつくりました。霧吹きの管の径が6mmだったので、外径8mmX内径6mmホースと、外径6mmX内径4mmのホースの2種類を買ってきてつなぎました。ただはめただけで、特に固定せずともビニールの摩擦で密封できたのでラッキー。この状態で霧吹きレバーをシュシュと動かすとちゃんと末端から水を吸えます(長さ2m)。
さて、ヘッドライト裏側のカバーを外して内側にホースを通して、これこの通り。完璧じゃん!と思ったのですが
Oh,NO!水が溜まっている隙間が思ったより細い!外径4mmではとても届かなさそうです。見た感じ、0.5mm〜0.1mmくらいでしょうか?もっと細い径のものを継ぎ足せば吸い出せる??
しかし、内側にホースを通してと簡単に書きましたけど、これがけっこう手間取りました。ヘッドライト裏のゴムカバーは楽にはずせるのでいいのですが、問題は入れたあとです。
反射板のちょこっと上に長方形の隙間が見えますでしょう。ここにホースを通さないと内側には入りません。そして、これが難しい!ホースが少し湾曲しているのでまっすぐには入らないのですよね。前から隙間を覗いて手元でくいっくいっと回転させたりしながら押し込んで、通していくのです....(20分くらいかかった)。この写真は結露していない側だから穴の位置が前から見えますけど、結露している側は曇っているわけで前から見てもよく見えないという罠。細い径のホースをつないでもこれをもう一回やるのかーと思うと、ちょっと萎える程度には苦労しました。
先端はビニールホースじゃなくて、牛乳パックについているようなストローくらい固めの素材の管をつければ操り易そうですが、中で外れたりすると取れなくなるので、やるならもうちょいきっちり工作しなとダメそう。
乾燥剤だけでなんとかならないかなぁ…。と思ったところでまた雨が降ってきたので今日のところは終了。次回はあるのか?