VW問題について

この前のWordPressのブログ時代(サーバーが吹っ飛んで復旧できず)に何度も記事を書きましたが、私はVW up!という車に乗っています。なので、VWの排ガス規制逃れの問題はやはり気になって注視しています。

ディーゼル車と一部のガソリン車で問題が認められていますが、日本に入ってきているモデルは今のところ対象外とされています。日本の排ガス規制は北米やヨーロッパとまた違うのと、VW日本法人はいわば輸入商社ですので、日本向けに規制逃れ工作を行うとしても、日本法人が積極的に関われるかというと技術的に難しいのではと思い、今のところ静観しています。
確かにVWのブランドイメージは大きく損なわれたので、輸入中古車市場は打撃だろうし、売却交渉をしていた個人オーナーにもいいことはないでしょう。しかし、それでもなお私はVWの車が好きなので、VWの再生を願ってやみません。
なぜ、好きなのか?再生を願うのか?それはひとことで言ってしまえば、国産車にない魅力があるということを身をもって知っている、知ってしまったから。
それは何か。それを書かれている方のブログを引用させてもらいたいと思います。

強く満足しているのは、クルマの剛性感ですね。1,400cc+シングルターボで動かすには少しだけ重さやターボ車ならではのクセを感じますが、それを上回る「カッチリ感」が素晴らしいです。加えて、走る・曲がる・止まるというクルマの本質的なところが極めて上質。ゴルフが世の中のベンチマークという話はよく聞きますが、実際に乗ってみると、言わんとすることが納得できる完成度です。

コントラバス弾きのクルマ選び(8) - ヘ音記号のひとりごと
そう「車の本質的なところが極めて上質」これに尽きます。「走る・曲がる・止まる」の部分です。この方はVWのフラグシップであるゴルフについて書かれていますが、私の乗るエントリークラスのup!でもこの部分は全く同じなんですよね。国産車って、グレードによってあからさまな差があるでしょう。安全性に関わるところでさえ。VWの車はベースとなる部分は全部同じでないといけないっていう思想がちゃんとあって実現されている。そこが好きだし、乗っているとそれを実感できるのです。
 
余談ですが、VWのfbで情報がこまめにアップデートされていますが、排ガス規制問題は安全性能には影響を与えませんとあったのです。オーナーとしては一安心ですよね。問題の切り分けができているということだから。でもこれに噛み付いてコメントしてる人がいて、曰く「そんなの関係ない。反省の色なし」と。反省の色を求めるって、原因究明や再発防止から最も遠いところにあると思うんですが。その色だけ見せて、実質を伴わない謝罪がこれまでたくさんあったでしょうに。(実名でそういう意見を標榜するというのは勇気?がいりますね。その人が会社経営者とかだったら、これはホラーです)
余談が長くなりました。
というわけでこれからも経緯を確かめつつ、自分のVW up!を愛用していくつもりです。