VW up!燃費計算(新・3)と軽微な故障

前回の燃費計算では初めてエネオス・ヴィーゴを入れてみましたが、結果はどうだったでしょうか。

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走行距離   473.3km
給油            30.43l
燃費            15.55km/l

なんと、前回と変わらずという結果。ヴィーゴを入れた当初に感じたup!との相性の良さから、燃費がぐっと伸びるか?!と期待していたのですが、予想が外れました。今回は往復3時間程度の高速のロングドライブも一度あったのですが、やはり普段使いの街中・短距離走行が多かったためか、ハイオク毎の性能差が現れることはなかったようです。前回のブログ(京都時代)が飛んで以降にup!の燃費計算を読まれた方は、どうもup!の燃費性能はよくないんじゃないか?と疑問を持たれるかもしれません。ですが、週末のロングドライブ主体だった頃は19-20km/lは当たり前だったので、燃費性能の高さにわたしは疑問を感じたことはありません。

しかし、どうなんだろう?私は初めての車がup!なので、他の車の街乗り燃費・高速燃費がどの程度なのか実はよくわかってないのですよね。以前、職場の上司に話したときには(街乗りで)それは高いと思うよ、と言っていたのでそうなのかーと素直に信じているのですが。

 

さて、車関連の話を二つ。一つは軽微な故障について、もうひとつはカーナビについてです。


先週のことなんですが、運転席のパワーウィンドウスイッチが動かず、窓が開いたままになるという不具合が起きました。窓の動きがやけに緩慢だなーと思っていたら、途中で止まってしまって、上げることも下げることもできなくなってしまいました。何か詰まったのかな?とすき間をのぞいてみたり、ゆすったりしたのですが改善せず。こういうときはPCで培った技を使います。再起動。ようはエンジンをかけ直してリセットするわけです。デジカメでも動かなくなったら電源を切って、バッテリを抜く。電気系の故障はこれで状態が変わって動くようになったりするもの。果たして、スイッチ動作に反応して窓は動いたものの、また途中で止まりました。繰り返すこと5-6回で、なんとか窓を閉めることはできました。

翌日の朝にもう一度試してみると、今度は何の問題もなく、開け閉めができます。念のため助手席側もチェック。問題ないようです。さて、どうしたものか。再現性のない故障というのが一番厄介です。次、いつまた起こるのか?という疑念が晴れないからです。あと、どこを修理すればいいのかわからない。

ともかく、ディーラーに修理の予約をとって今日診てもらいに行きました。結果、やはり再現せず。ただし、「窓の動きが重い」ということは確認できたそうです。そこから推測されるのは「モーターの過熱(過電流)による保護のための停止」だそうです。どうも、窓の滑りが悪く、パッキン部の起毛でひっかかったため、モーターに負荷がかかってしまった。そこで過電流が流れることを防ぐため保護回路が働いたと。よく考えれば、モーター制御の機器ではこの保護回路が働くのはよくあることです。わたしもかつて職場で稼動部がある大型の測定機器で同様の現象を経験しました(ギアに異物が挟まり、モーターに過負荷がかかりブレーカーがダウン)。

エンジンをかけ直すと動いたのは、たぶんその間に一時的に過熱が収まって保護回路がオフになったため。一昼夜おいてから現象が出なくなったのもそのためでしょう。一応、対策として滑りの良い起毛パッキンに取り替えてもらい、ガイドレールへの潤滑剤の注油をしてもらえました。窓枠の調整もしておいたとも。これで様子を見て下さいということになりました。

レアケースかもしれませんが、同様の現象が起きたら、5分か10分保護回路がオフになるのを待つのがよいと思います。その上で摩擦過多による過負荷が起きていないか、原因を探すのです。

 

ちょっと、字数が多くなってきたのでカーナビの話は次回に。ドコモドライブネットというスマホで使える月額300円のサービスです。これがなかなか侮れない出来で、市販のカーナビはいらないかもと思えました。