あけましておめでとうございます。本年もよろしくおつきあいください。
今年の年越しは西国三十三カ所のひとつ、茨木市にある総持寺で過ごしました。阪急の駅名にもなっている名刹です。一般のひとでも除夜の鐘がつけるという情報を得て、阪急で高槻へいって喫茶店で少し腹ごしらえをしてから総持寺駅へ向かい11:20ごろにお寺に到着(総持寺付近は住宅街なので暇つぶしできるところがなくて)。11:45くらいからつきはじめとなりました。前のひとをずっと観察していましたが、よく響いて心地のよい音になるようにつくのは結構難しそうで、妻と戦術を練りました。
その後は年があけてから本堂にお詣り。境内にあるお稲荷さんへも行き、最後は牛王加持(ごおうかじ)を受けました。お坊さんの前に進み出て手をあわせると、「おおおぉーーーー!」の掛け声とともにのけぞるくらいの勢いで、手にもった牛王宝印(スタンプみたいなもの)を額に押しつけてもらえます。普通の祈祷とは違って、身体そのものに祈祷が注入?されるみたいで面白いです。「その身に刻め!」みたいな中二病的な視点で見るといっそう楽しめます。
さて、標題にもある最初の買い物ですが、自転車のチューブとタイヤになりました。大晦日の掃除を終えたあとにモールトンでひとっ走りしようと思ったら後輪のタイヤがパンクしておりまして。どうにもすぐには応急修理も不可能な状態だったのでタイヤ交換することにしました。あと、一度もチューブを替えていなかったのでチューブも。で、問題はサイズ。自転車のタイヤ・チューブのサイズ標記って複雑怪奇でぱっと見てもさっぱりわかりません。
パンクしたタイヤの側面を見ると、「28-406 [20 x 1.10] 6.0 - 8.0 bar 85 - 115psi」と数字がたくさん。このうち、6.0 - 8.0 bar, 85 - 115psiは両方とも指定空気圧だというのはわかります(単位が2種類並記ってどうなのという疑問も)。でもそれより前の数字が意味が全然わからず。調べてみると、28-406はタイヤ幅28mm、リム径406mmのタイヤという意味で、ETRTO規格という統一規格らしいです。で、20 x 1.10というのは外周径20インチ、幅1.10インチのタイヤという意味で、HE規格というものらしい。他にもWO規格というのもあり、タイヤの規格おかしい!と思いますね。一応、WO/HEを統一したのがETRTOらしいですが、ETRTOではリム径(つまりタイヤの内径)で、HEは外周径とかなっていて混乱します。標記の順序も逆だし、単位系も違うし。
というわけでなんとか注文サイズがわかったのでAmazonでポチッとしました。お正月は大変だろうと思って、遅めの到着を指定したのですがなんと元旦の朝にチューブだけ先に届きました。いいんですよ、そんなに頑張らなくても!運送屋のおじさんお正月くらい休んで!