IKEA鶴浜に行ってきました。目的はリビングに敷くラグです。うちのリビングは秋冬春の３シーズンはラグを敷いていて、夏は「い草」カーペット（ニトリで買ったもの。折り畳めるので収納が楽）を敷いています。昨日までい草カーペットを敷いていたのですが、さすがに季節感とのギャップが目立ってきて、だいいち寝転がるとひんやりするので模様替えをしなければと思っていました。
もともと３シーズン用に敷いていたラグはどうしたっけ？と一瞬思ったのですが、１年くらい前から北側にある物置部屋にうつしていたのでした。本来必要ないんですが冬になるとフローリングの床が冷えて、そこから廊下を伝ってリビングに冷気が流れ込んでくるので、その防止策として敷きっぱなしにしていたのでした。座って荷物を整理するときに楽ですし。その代わりにリビングには一時のつもりで毛布を敷いてしのいでましたが（特に問題はなかった）、いつの間にか冬が終わって１年すぎてしまいました。
冬を迎えるにあたって、どうせなら新しいものを仕入れるかーと思い、IKEAに行くことにしたのは、よく日用雑貨を買うニトリにあまり好きな柄のものがなかったからです。また絨毯は製作に手間暇かかるのでしょう、ニトリでもあまり安くないのですよね。
最近はほとんどIKEA神戸に行くことが多かったので、IKEA鶴浜はじつに５年ぶり。IKEA神戸はポートライナーでほぼ駅直結なんですけど、IKEA鶴浜は大正駅orなんば駅からシャトルバスに乗らないといけなくって億劫なのです。IKEAというとクルマで行くのが前提っぽいですが、ご存知の方も多いようにIKEAは家具と同じくらい量の日用雑貨を扱っていて、そちら目的ならクルマでなくとも持ち帰れるのです。とはいえ今回の目的のラグはコーナーとしては日用雑貨のパートにありますが、かさばるのでクルマで行きました。
ラグは事前にIKEAのウェブで目星をつけていた「TORRILD トリルド」という、パイル地のものにしました。如何にも北欧っぽい柄です。133cm×195cmのサイズで、4999円という安さ。IKEAといえども、やはり絨毯全体を見るとそんなに安くないのですが、IKEA入門用というか、たぶん人気があって大量生産していて安いもののうちの一つと思います。
同じ大きさで北欧っぽさのある柄の「STENMÄTARE ステンメータレ」も候補にしていました。こちらはIKEA鶴浜では在庫切れになっていたので、直接比較はできていません。北欧っぽいといいましたけど、70年代ごろの音楽ホールとか劇場の内装って、こういう抽象絵画っぽいデザイン多くなかったですか？（昔の京都会館とか）。
さて、買い物を終えてクルマで持ち帰ったトリルド。い草カーペットと取り替えると部屋の雰囲気がいっぺんして、一気に秋らしい「空気」になりました。実際、物理的に床の冷たさを遮断してくれているのは確かなんですが、なんというか視覚から感じる「あったかそう」という「イメージ」は、なんとなくですが実際に脳や身体に物理的な暖かみを与えるのではないかと勝手に想像しています（交感神経がたかまるからとか、血流が増えるとかそういう説明はできそう）。本当かどうか知りませんし、体感もしたことはないのですけど、会議室の壁の色を冷感色にするのと、温暖色にするのとで議論の出方とか結果が違うっていう話を聞いたことがあります。そういう限定的な空間でなくっても、色でなくっても、温冷を想起させるものがあれば、そういう効果があるのかもしれません。「雰囲気」っていう言葉で表すものは、それを指しているのかなぁ。
そうそう、IKEAってどこも「IKEAの匂い」しませんか。あの独特の匂いのもとってなんでしょうね。家具にはあの匂いはついてないんですけど（倉庫が分かれているから？）、ラグは展示場に在庫が置いてあるせいか匂いがついてます。トリルドを敷いたうちのリビングが「IKEAの匂い」で満たされていて不思議な感じです。匂いに敏感な人はちょっと気になる点かもしれません。
以下、コロナ禍の現状の記録として書いておきます。
・IKEA鶴浜は、クルマでの来場は可能だが、時間をおいての入庫制限をかけている
・駐車場の階数も、一定の数、もしくは時間ごとに3F,4F,5Fに振り分けている
・駐車場からの入館にあたってはエスカレーターホールに列を作り、入場を制限
・各階ごとの列から、10人ずつ程度を時間？で区切って1Fの入場口に降ろす
・1Fで消毒液で手洗いして、2Fのショールームへ上る。検温は無し（サーモも無し）
・クルマで行ったので、シャトルバスなどの徒歩来場者の入場方法は不明
・IKEAはもともと来場から出場までの導線が一筆書きなので入場制限しやすいと思う
