夏コミ2017、振り返り

夏コミ(コミックマーケット92)に参加の皆さんお疲れ様でした。そろそろあの夏から一週間ですね。わたくしのサークルで同人誌をお買い求めの皆さん、ありがとうございました。また、お立ち寄りいただいた皆さんありがとうございます。

今回のメカミリジャンルは2日目でしたが、1日目と同じく朝から雨模様でした。しかし、入場待機列が解除される11:00頃には止んで、ほっと一息。並んでいるときに雨に振られるの最近ではなかったですが、ずぶぬれの千円札とか辛いですよね。。

今回新刊がない分、既刊をいかにアピールするかを考えて、陳列棚を作ったのですが、ちゃんと目立ってたかなぁ。感触としては、立ち止まって手にとってくださる方はいつもより多かったように思います。いつもよりたくさん声かけしなくてもよかったような。ディスプレイ大事ですな。その陳列棚ですが、横に広いのと、折りたたみ機構のために切れ目を入れたことで強度的には不安も大きく、その補強のために設営に時間がかかりました。いつもより30分早く入場したのに準備が整ったのはいつもと同じくらい。本の重さでたわむので、上段は冊数を少なくして、後ろにストックを置くようにしました。

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 お隣がチェルノブイリ原発の見学ツアーに行かれて、同人誌も出されている「ほったらけの旅」さんで、今回の新刊「スピッツベルゲン」の取材についていろいろお話を伺えて楽しかったです。なんでもスヴァールバル諸島に住んでいる人はみんな極地好きで、よそから移り住んでいる人が多く、みんなお金持ちなんだとか。日本人も3人住んでいたけど、今は1人とか。ビザも不要で、現地で商売をしてもいいとか、いろいろ不思議な街です。宿泊施設もちゃんとあるそうです。ヨーロッパはいままで観光地的なところにしか旅行したことがないので、こういう旅!って感じの場所に一度行ってみたいものです。日本→コペンハーゲンオスロスピッツベルゲンでいけるそう。

お昼ごはんは久しぶりに焼きそば。由緒正しいコミケ食。最近はケバブの方が人気かな(三日目に食べた)

2日目の戦利品。美麗な写真集が多いです。東京エスカレーターさん、テクノポップユニット三鷹さん、碍子系さん、工場萌えさん、タカノメ特殊部隊さん、ムサシノ工務店さん、とむ猫さんなどなど。そうそう、東京エスカレーターさんの「メーカー判別読本」を読んで以来、エスカレーターに乗るたびにどこのメーカーかがむっちゃ気になるようになりました。

この図、工場萌えの大山顕さんが作成された「土木系で行くべきサークル」のマップで、わたしのサークルもありがたいことに入れていただきました。このマップ見やすいので個人での買い物も助かりました。

コミケ3日目は一般参加。曇り空でしたが、8時過ぎからは日差しもさして、なかなかに暑い天候に。8:15過ぎに西館列に並びはじめて、10:30分ほどには入場できました。三日目はお目当てのサークルのほとんどが東7ホールでした。前回、冬コミに参加していないので、東7ホールははじめて。いやー小規模のオンリーイベントが開催できるほどのちょうどいいサイズ感で、しかも空調がよく効いていていい場所ですね!対して、東8ホールは形がいびつで、たいして広くもなく、どういう展示会でも中途半端な感じだなぁと個人的に思いました。東7と8の間にある連絡通路の方が使い勝手良さそう...。

東7のすぐ外はもう海で、湾岸らしい景色が広がっています。土木好きにはたまらんなぁ。かつての東駐車スペースもずいぶん縮小されました。

三日目は創作とデレマスなどバランスよく。先輩が2回並んでくれはったおかげで「おこたんぺこ」さんの本が買えたのが僥倖でした。オタクビームさんの「宙子の旅」シリーズがVol.8で完結したのはめでたいなぁ。2011年から続いていたなんてすごい(全巻持ってる)。視覚音痴さんの「はたらかないくるま」シリーズの「かるまなくるま」も相変わらずのクオリティの高さで眼福です。

コミケはやはり良いです。創作意欲がものすごく刺激されます。予算とか取材の都合で次の新刊はしばらく先になりそうですけど、どんな本を次つくりたいか?というものはおぼろげながら頭に浮かんできました。コミケに行く前は次の本のイメージとかなかったんですけどね。新しい本に向けてがんばろうと思えた今年のコミケでした。

 

追記:既刊のうち、直近の三作についてはメロンブックスさんで委託しています。コミケに参加できなかった方でご興味がある方は通販・店舗にてお求めくださいませ。

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