お花見 with GPSアプリ「ジオグラフィカ」

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お花見その1

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お花見その2

東京方面より一週間遅く、大阪・京都では桜が見頃になりました。通勤のときにJRや阪急沿線で見かける桜を「あ、ここすごく良い!週末ここに来よう」と思っても、実際その場所に行こうとすると道筋がわからなかったりしませんか。鉄道の線路というものは道路や河川、住宅街を突き抜けているので、わたしの場合、道路との整合性が頭の中で全然取れなかったりします。

鉄道ではないんですが、うちから見えるお花見スポットに毎年行こう、行こうと思いつつ、地図で見ても該当するポイントがわからなくて、ずっと行けない場所がありました。やはりうちからはそこに至る道が見えないのでルートがわからない(空を歩いて一直線に進めるわけでなし)、google mapの衛星写真で見ても桜の咲く時期に撮られているとは限らないので桜と他の樹木の区別がつかず特定できず。今年はとにかく方角だけ見定めて、とにかく近づいてみようと思って自転車ででかけました。一応、事前に登山用GPSアプリの「ジオグラフィカ」で、このあたりを通っていけばいいだろうというポイントをいくつか絞っておいて、近接するとアラームが出るようにしておきました(そういう使い方ができる)。また、GPSログを取っておいて、見つけたらあとから位置を特定できるようにも。

道はわからないけれど、方角はわかるという場合、GPSアプリは便利です。ジオグラフィカは国土地理院地図の他、OPEN STREET MAPという地図が使えて、登山ではなく徒歩や自転車での散歩用途だと、そちらの地図の方が色分けされており見やすくて便利です。

アプリのおかげもあり、目測では割りと遠そうだったのですが10分とかからず、見つけることができました。近接アラームがちゃんと鳴るかどうかが心配だったのですけど、それも確認できました。着いてみると人気のない静かな場所で、クルマが通れるような道は一本だけ。路地がたくさんあって、ああこれは遠方からの目視ではわからないわーという感じでした。

◯ジオグラフィカの画面(国土地理院地図)

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◯ジオグラフィカの画面(OPEN STREET MAP)

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同じ場所でも、ずいぶんと印象が違います。街中で使う用途ではこちらの方が見やすいと思います。

ジオグラフィカはiPhone版とAndoroid版があり、どちらもダウンロードは無料。地図をキャッシュできるので通信回線が使えない場所でも使えるという強みがあります(通信回線がなくても、GPSは使えるのです)。課金(1回だけ)するとキャッシュ容量が増えたり、機能制限が解除されるようになっています。わたしは登山はしないのですが、大規模災害時の徒歩帰宅に備えて会社から自宅近辺までの地図をキャッシュしています。通信回線が使えないとgoogle mapは使えないですから。

geographica.biz

(おまけ)
ジオグラフィカで表示している場所は豊中市千里中央公園です。桜はもう咲いているかな?と思って先週出かけた場所。でも1週間前はまだつぼみ状態でした。

展望台の近辺は全部桜なので、咲いていたらすごかっただろうなぁ。ロング滑り台(ローラーが回転するタイプ)が子どもたちに大人気。

かなり高台にあり、1970年の大阪万博の準備期間中に昭和天皇・皇后がここから万博公園千里ニュータウンを視察されたのだそう。今のスマートな建築にはないコンクリートむき出しのマッシブ感が良いです。。

万博公園方面がよく見えました。今週行けば、桜が咲いているのもよく見えることでしょう(万博公園自体桜の名所なんですけど、たぶんすごい人出のはず)。